角田光代『紙の月』(ハルキ文庫)
梨花という、銀行横領犯。カネが薄皮を剥ぐように、ヒトを素に戻していく。
この女性の徹底的な孤独が、あまりにせつない。
映画の前に小説を読んだが、俄然映画も見たくなった。宮澤りえ、期待高まるなあ。
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