真山仁『売国』(文藝春秋)
イマイチだったなあ。売れているし、なんたって真山氏の新作。期待してたんだけどなあ。
今回は宇宙開発と汚職、そしてアメリカに日本を売り渡す政治の陰謀。”日本を買いたたく!”とM&Aで痛快なドラマを創りあげた真山氏がこんなに安っぽいドラマで日本を売り渡しちゃなあ。
経済モノを読みたい。早く帰ってきてくれ。
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