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2014年8月24日 (日)

エレーヌ・フォックス『脳科学は人格を変えられるか?』(文芸春秋)

楽観主義者と悲観主義者(人生においてよい結果を生み出すのは前者だが)を分けるのは何なのか。

物事を楽観的・悲観的に捉える「認知バイアス」の働き、楽観的・悲観的にとらえる時にそれぞれ働く脳の部位、物事のとらえ方に深く関わる遺伝子~例えばセロトニン伝達遺伝子~、抑うつを遺伝子・脳の回路の働き・認知のくせなどの点から修正しうるか。

まだ謎も多く、結論はすっきりしないが、多面的な研究分野から平易に解説され、さまざまな「視点」を提供してくれる。
遺伝子(最近流行りのエピジェネティクス含め)、脳科学、うつ病治療などの分野に興味のある方なら、一読の価値ありではないでしょうか。

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