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2014年8月25日 (月)

藤田正裕『99%ありがとう ALSにも奪えないもの』(ポプラ社)

私のような者には氷水など回ってこない。しかしながら、本を読む。

ALSという難病に罹った人が、どんな思いでいるのか。“ゆっくり全身麻痺になり、死ぬ。そして治療薬はない。” 広告プランナーである著者がそう宣告されてからの苦闘の記録。“意地やプライドを少しずつ削る作業”を続けながらも、支えあいながら生きていることへの感謝を綴る。

詩的な散文から、生への執着と深い洞察が滲みでる。バケツチャレンジはALSという単語を広めるにはたいへんに貢献したが、もう少し詳しく知っていてもよいし、自分で何ができるのかも考えてみたい。ぜひ手に取ってみていただきたい一冊。

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