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2014年6月 4日 (水)

『教えて!校長先生-「開成×灘式」思春期男子を伸ばすコツ』(中公新書ラクレ)

これはなかなか興味深い一冊。
帯にあるような、秘訣やノウハウの書かれている本ではないし、逆に、灘・開成に秘訣などないですよ、と語っているかのようでもある。

この本で語られるのは、多感な13~18歳の思春期の子を育てるにあたっての、基本的な「考え方」である。

中高一貫校のメリットは?とか男子校の良さは?から始まり、米国の大学に直接進学することの是非、リーダーシップ教育とは何か、親としての接し方まで話題は多岐にわたる。

特に開成の榊原校長の回答は、東大・ハーバードで研究し、教鞭をとった経験に裏打ちされており、説得力に満ちる。

普通の子を、まともな大人にするためには、親が勉強しなければならない。「どのような大人をつくるべきか」「そのために大切なことは何か」。正しいビジョンを持った両氏から普通の子の親として学ぶことは多い。




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