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2014年3月 2日 (日)

佐川光晴『鉄童の旅』(実業之日本社)

鉄分の濃い皆さん、またそそられる本が出ましたよ。『おれのおばさん』の佐川光晴氏。

"国鉄時代、列車は大らかな乗り物でした。鉄道の運行にかかわる職員たちも、気のいい連中が多かった。売店や駅弁屋のおばさんたちも含めて、みんなが長屋暮らしをしながら働いているような雰囲気がありました。いい加減なところもありましたが、手綱をうまく引き締めてやりさえすれば、みんなよく働いたものです。"  国鉄時代を懐かしむ元東室蘭駅長の回想です。

そんな温かい「鉄道」というゆりかごに揺られて、少年が成長していくお話。北の大地を進むゴトゴトという汽車の音、連絡船の汽笛…。鉄道って、ホントに「物語」ですね。お楽しみくださいませ。

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