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2014年3月11日 (火)

吉田典史『悶える職場』(光文社)

「部下をうつにする傾向が強いのは、むしろ20~30代の管理職」「共通するのは、自身が深夜まで仕事するハードワーカー」

「同じようなレベルの仕事を3回与えられたらいずれも高い水準の仕事で応える。これが”仕事の再現性が高い”ということ。再現性の高い仕事を大量にこなし、あらゆる仕事の引き出しやノウハウが無数にある。大量の失敗もしているから、部下がどこで行き詰っているか、手に取るようにわかる。」

「”なぜ、できないのか。”と部下に詰め寄るのはそのできない理由を本当にわかっていないから。プレイヤーとしての経験が未熟で仕事の再現性がない。」「厳しい詰問は部下を育てる、という根拠のない根性論」……思い当たることの多い指摘。

うつ、弱者、格差。当事者へのロングインタビューで構成された、現代の職場で「悶える人々のレポート」、考えさせられます。


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