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2014年2月

2014年2月10日 (月)

ポール・タフ『成功する子 失敗する子―何が「その後の人生」を決めるのか』(英治出版)

1/20日経「就業支援は「性格力」重視で」(慶大・鶴光太郎教授)という記事を読み、「性格力」って何よ?とたどりついた一冊。久し振りに興奮しながら読みました。

人生の成功(学歴や収入、健康、犯罪歴等)において、「非認知的スキル(これが性格力)」、すなわち粘り強さや自制心、好奇心、誠実さ(勤勉さ)、ものごとをやり抜く力などの「気質」が決定的に重要な役割を果たすことを、アメリカでの最新の研究を基に論証した本です。
「非認知的スキル」は、ペーパーテストで測れる知識・知能といった「認知的スキル」に対する概念ですが、幼少期の親の接し方に大きく左右される一方で、青年期以降も伸ばすことが可能と指摘し、さまざまな試みが紹介されています。

「経済格差と教育格差」におけるアメリカの抱える悩み(=日本でもいずれ顕在化するでしょう)という観点からも興味深く読めます。子どもの教育だけでなく、企業の採用や育成にも示唆に富む本なので、関心のある方はぜひ手にとられたらいかがでしょうか。


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